サックス隊 いろいろ ブログ
なるほど
2017.05.07
ロングトーンの持続時間
(済みません、ロングな話です)
リードをリジェール(2半)から
バンドーレン銀箱(V12 2半)に替え
たら、持続時間が短くなってしまい、
Z先生にご相談しました。答えは、
「気にしなくてもよい」ということで、
好きなリードで頑張れば良いようです。
ロングトーンの持続時間はどう決まる
のか、孫が来れない連休😢に調べました。
(Fletcher と Rossing 著:楽器の物理学)
単純化したモデルによると、
肺活量 x リードのしなりやすさ
÷ マウスピースのティップオープニング
÷ リード振動面の面積
ということでした。
銀箱は同じ番手のリジェールよりも
リードがしなりにくく、振動面も広い
(らしい?)ということで、Z先生の
おっしゃる通りで、気にしなくても良い
ことが単純化したモデルから分かりました。
ティップオープニングが広いマッピで吹いて
いる方は、持続時間が短くても気にしなくても
良いし、リードの振動面が広いバリトンや
テナーはアルトより短くても当然で、自己の
ベストを目指せば良いということでしょうか。
先生方がカウントして下さるようになったのは
その辺をお考えなのでしょう。
体育会的には肺活量を増やす事になりますが、
小さい音を安定的に出すアンブシュアが大切と
いうことでしょう。
だんだんと銀箱が好きになってきました。
お腹が暖かくなり、汗が出やすいリードです。
体内脂肪も減るかもしれません。
2017.04.22
50を越えたら辛党へのお誘い、酒はぬるめの燗がいい〜
お酒・ワインの好みに、甘口・辛口がありますね。
カタカナ言葉の好みにも甘口・辛口があるようです。
50代までは甘口党でしたが、だんだんと
辛口好みになってきました。それはともあれ、
酒はぬるめの燗がいい〜
甘口 辛口
カムチャッカ半島 カムチャツカ半島
ラデッキー行進曲 ラデツキー行進曲
ジョージ・ガーシュイン ジョージ・ガーシュウィン
オペラ「ポギーとベス」 オペラ「ポーギーとベス」
イタケーの王「オデッセウス」 イタケーの王「オデュッセウス」
ギリシャ神話「オデッセイア」 ギリシャ神話「オデュッセイア」
ドビッシー ドビュッシー
ヨハン・セバスチャン・バッハ ヨハン・セバスティアン・バッハ
エッキス線検査室 エックス線検査室
サキソフォン サクソフォン
2017.04.02
ハーモニーと耳音響放射
短六度(ミとその上のド)のハモりが好きです。
この音程は純正律では 5:8 の周波数比になり、
2オクターブ下のド(周波数比 2)や、その上のソ(周波数比 3)が
いわゆる「差音」として聞こえて、2:3:5:8 の周波数比のハーモニー
が美しい。しかし、「差音」が何故聞こえるかは1978年まで
謎だった。
耳音響放射は1978年に発見された。マイクも仕込んだイヤホンを
使って二つの音(P, Q)を同時に聴かせると、その直後にマイクは
P, Q の音だけでなく、周波数が2P - Q, Q - P の音も拾った。
これが耳音響放射である。内耳は聴いた音と同じ音を出すだけでなく
いわゆる「差音」も出し、これがハーモニー感をもたらす。
今では、高速振動も可能なプレスチンという蛋白質が発音源である
ことも突き止められている。速度記号Prestoに因んだ命名で
科学と音楽を結び付けるロマンがある名の蛋白質です。
ところで、題名のない音楽会の司会者が変わりましたね。新司会者の
アルトサックスをもっと聴きたかったです。今後が楽しみになりました。
2016.11.07
「デルメフォスロセデ」って何の事???
市民音楽祭お疲れ様でした。
隊長さん、イベント係長さんは午後まで
お疲れ様でした。
冬吹きの準備が本格化してきましたね。💦
件名の「デルメフォスロセデ」は
「ドレミファソラシド」に♭が付いた場合に
こう読んでいます。
♯が付いた場合は
「ダリミュフェサリュシュダ」です。纏めると
♭付き (DE) RU ME FO SU RO [LO] SE (DE)
♮ DO RE MI FA SO RA [LA] SI DO
♯付き DA RI MYU FE SA RYU[LYU] (SYU) DA
となります。ラは labii の先頭の2文字から来ていると
云われているので、本当は LA なのですが、RA[ LA]にしました。
とっさに R と L を区別しなくても済むようにしました。
カタカナで書くと区別出来ませんし。
例外はあるのですが、なるべく、 U < O < A < E < I < Yu と
なるように音高に合わせてシラブルの順序を決め、憶えやすくしました。
サックス隊には音符にグリーン(♭)とピンク(♯)で色づけした工夫を
している方がおられて、とても参考になりました。カタカナを楽譜に書き込む
時にお役に立つかもしれません。
これは私の「発明」ではなく、ジャズサキソフォーンメソード 1(山中良之著)
に書いてある読み方がヒントになりました。そこには
♭ (Ti) Ra Me (Mi) Se Le Te (Ti)
♮ Do Re Mi Fa So La Ti Do
♯ Di Ri (Fa) Fi Si Li (Do) Di
とあります。しかし、Ra(レ♭)と La(ラ)の区別が
( Ri(レ♯)と Li(ラ♯)も)
私には難しいし、シをTi とするのも変なので自分流に
変えてみました。
「精霊の踊り」を吹いた頃から使い始めていたのですが、
ここ数ヶ月で固まってきましたし、関心を持って下さる方も
おられたので、投稿してみました。
2016.11.03
爽やかですが、寒くなってきました、サックスは・・・
爽やかな季節がきましたが、少し寒いです。
この季節、気温が5℃下がると、どれ程マウスピースを
ネック側に押し込むかを計算してみました。
低温では、音速が下がります。
25℃なら、毎秒 346.5 m なのに
20℃なら 毎秒 343.5 m なので
約1% (0.8 %)遅くなり、ピッチが下がります。🙁
アルトサックスの管長を約1.05 m とすると、
約1%(0.8 %) 管を短くして対処するには、マッピを
0.8 cmだけネック側に押し込むことになります。
サックスの管長は真鍮製でも銀製でも、低温では
同じ程度縮み、収縮率は約 0.02% なので、
温度が5℃下がると、アルトで 0.01 cm 短くなります。
結局、マッピを押し込む距離は、差し引き0.79 cm
(0.8 - 0.01) という計算になりました。
ソプラノならその 0.75倍、テナーならその1.5倍、
バリトンならその2倍になります。
風邪にも気をつけて、さいたま市文化センターで
頑張りましょう🎷
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