サックス隊 いろいろ ブログ
2016.10.05
♪「主よ、人の望みの喜びよ」へのコメント
みやりんさん、ご紹介、有り難うございます。
三拍子が苦手😓、三連符も苦手😧、
三連符はシンコペーションもあり😢、
そこがいいのですが、必死に取り組んでいます。
(以下は、長い話ですが、意外でしたので・・・)
冒頭から「イエスよ、最もスイートな・・・」
と呼びかける詞は890年頃ギリシャ語で書かれ
ました。この時代は、朗唱したのでしょうか。
聖歌隊が四部合唱するメロディーは、
ヨハン・ショップが1640年頃に書きました。
拍子記号がないし、へ音記号が逆回り?
肝心のヨハン・セバスティアン・バッハですが、
書いたのは合唱の前後に流れる三連符が続く伴奏で、
1723年7月初演です。
このコラールを含む教会カンタータは、
マリアの「エリザベトへの訪問」の故事に
因んで演奏されました。
この故事は「ルカによる福音書」によれば、
天使ガブリエルがガリラヤの町ナザレに行き、
おとめのマリアに受胎告知した時、天使は更に、
マリアが不妊症と思っていた親戚のエリザベトも
高齢にも拘わらず妊娠6ヵ月になっていると告げた。
マリアは山里に急いで向かい、ユダの町に行き、
エリザベトに挨拶し、そのまま三月ほどそこに
滞在したという二重奇跡の物語です。
旧教会歴では7月2日が、その記念日なので、
7月初演になったのでしょう。現教会歴では5月で、
この方が、イエスの誕生までの月日が合いますね。
イエスへの親愛の歌詞なので、クリスマスを連想して
ましたが、バッハはマリアの行事のために作曲したのですね。
The English Hymnalより引用
コメント
吹き自慢を楽しみにしてます❗
- 2016.11.15 14:56
- みやりん
コラールの楽譜ですが、現在の楽譜しか見た事がないので、珍しいと思いました。
楽譜にも、いろいろと変遷があるのでしょうね。
やはり一番気になるのは、ヘ音記号がぐるぐると書かれている所。そして、両端の点々は 繰り返し記号ですね
- 2016.10.07 12:14
- こまち