サックス隊 いろいろ ブログ
2016.10.03
これはアルト?!・・・
このサクソフォンはボストン美術館にあります。
サックス氏の署名がある由緒正しい楽器ですが、
なんだか変です。ネックを見るとテナーみたいなのに
管長はせいぜい1mちょっと。展示の説明もアルトで
サックス氏の製作開始後5年以内の作との事です。
美術館が貸し出しているヘッドフォンで、写真に
写っている楽器での2分間の演奏を聴くと、つややかな
素晴らしいアルトの音色でした。
サックス氏は、テナーを製作した後、その図面を
縮小してアルトを作ったのではないでしょうか。
作ってみたら、ネックを二回も曲げる必要がないことに
気が付いて、今のようなシンプルな形になったのではと
想像しています。
いつか、赤い糸で結ばれたアルトを吹きたいです。
コメント
メグムン先生、コメント有り難うございます。
美術館で音楽が聴けたのは本当に良かったです。
Cメロディサックスのネックは、テナーの
ように見える機種もありますね。
この楽器は、展示説明によると、
シリアル番号5828のアルトで、
ベルギー生まれのフランス人である
サックス氏が1842年頃にパリに来て、
1848年頃に製作したとありました。
シリアル番号8707のアルトは
セントルイスの博物館にあり、ネックは
まだテナー式で、1852年頃までは
変えなかったようです。
ザッキー先生がお持ちになっている
アルトは何年頃のものなのでしょうか。
- 2016.10.06 01:21
- わか
Cメロディサックスでしょうか?
楽器を見ながら音も聴けるのは嬉しいですね!
楽器を見ながら音も聴けるのは嬉しいですね!
- 2016.10.04 23:48
- メグムン